1 Şubat 2009 Pazar

トルコアイスクリーム (Turkish Ice Cream)






  トルコの代表的なアイスクリームであるドンドルマは、トルコ南東の街「カハラマンマラシュ」から世界中に広がっていきました。はるか昔、現在のトルコがローマ帝国によって支配されていた時代のお話です。
エーゲ海地域を治めていた領主の元に、カハラマンマラシュ出身の娘が嫁ぎました。娘は、夫の為に現在のカハラマンマラシュにある山「アフル・ダー」の洞窟に雪を貯蔵し、暑い真夏に「カルサンバチ」と呼ばれるデザートを作りました。
カルサンバチは日本でいうカキ氷のような物で、細かく砕いた氷の上に、甘いぶどうのシロップ「ぺクメズ」をたっぷりかけて、混ぜたものです。このカルサンバチは、「ドンドゥルマ」と呼ばれ、トルコ語では「凍らせたもの」という意味があります。これが、現在のトルコの、のびるアイスクリーム「ドンドゥルマ」の語源となりました。
餅のようによく伸び、コシのある食感でコクのある味が特徴です。この粘性は、原材料に使うサレップという粉の特性です。サレップとは、トルコの山岳部などに自生するラン科植物の球根から採れる粉のことで、粘性に富み、消化管粘膜に対する保護剤として古くから生薬に用いられてきました。







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